『 こころの輪 』
甚大な被害をもたらしている東北関東大震災により被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。また、災害派遣中の自衛隊員の方々、人員も装備も十分ではない中での放射能汚染対策作業中の方々、本当に毎日お疲れ様です。月並みな言葉を述べることしかできませんが、私達も震度6という地震を体験し多くのことを学び、気付かされました。今回の東北関東大震災の被害額は16兆円〜25兆円に上るとも言われています。経済が厳しいこの時期、復興資金の調達などどのような政策を打ち出すのか、日本国としての真価が問われています。私達個人そして企業としてできること、節電意識はもとより、便利さの裏側で犠牲になっている多くの問題に意識を向け改善していくことが必要であると、改めて痛感しています。 忙しさの中で‘ありがたい’‘勿体ない’という感謝の心を忘れ からだや意識、行動がいつのまにか‘なまけもの’になっていた気がします。 相手の心を忖度することや、笑顔の裏で自分を我慢してしまう心の機微を学び、人と人との絆の大切さ、家族への思いやり・愛情の大切さを身にしみて感じている今日。桜の蕾もようやくほころんできました。自粛、自粛で気分も乗りませんが、限られた時を咲き続ける花のパワーをいただくべく、皆でこの季節を味わうことも必要かと思います。働きたくても働けなくなった人達の代わりに、私達はより一層がんばっていきたいと思っています。 |